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アルペンスキー・ワールドカップ湯沢苗場大会を見てきました

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日本では10年ぶり、苗場では41年ぶり開催の苗場ワールドカップを見てきました。

ワールドカップといえば1980年前後、私の青春の名選手スキーの神様インゲマル・ステンマルクや海和俊宏、メーア兄弟を思い出します。他にハンス・ヒンターゼア、グスタボ・トエニ、フランツ・クラマーなど憧れの名選手を生で一目、見たいと40年近い思いがやっとかないました。

苗場の後、志賀高原・富良野・雫石と世界大会は開催されましたが、いずれも見ることがかないませんでした。

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右写真は大回転1本目、ゴール前にて。右は隣のアップコースでSLの練習。あまりに上手なのでパチリ

 

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左は2本目、今回の最大斜度の29°の急斜面を滑る大回転で優勝したアレクシ・パンチュロー選手です。右は今回は残念ながら6位の総合優勝を狙うマンセル・ヒルシャー選手です。

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プリンスホテルの脇、川沿いにはワックスルームのプレハブがずらり。スキーの裏はストラクチャーと言って細かい溝が入っています。黒のスキーがロシニョール、黄色のスキーがフィッシャーですが競技や雪質により材質や仕上げを変えているようです。もちろんWAXやエッジの仕上げも変え、職人技のように奥が深いと思います。

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回転競技で優勝したフェリックス・ノイロイター選手のゴール前の滑りと優勝決定喜びの瞬間

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残念な2人。途中棄権のヒルシャー選手と30位以内2本目に残れなかった湯浅選手

 

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目の前ではNHKの中継で皆川賢太郎さんと日本の女子スキーのパイオニア川端絵美選手が解説、その隣ではORFオーストリア放送協会が中継。選手を次々と呼んでインタビューしています。

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回転競技のシャンパンファイトと目の前を選手が帰っていきます。選手よりマテリアルに目が釘付になってしまいます。

先月、技大の塩野谷教授のスポーツ工学と称してスキーの話を聞く機会がありました。教授曰く、上手く滑るにはカービング、早く滑るにはずらさないこと。カービングでずれない滑りはスキー板に200Hzの振動が出てスキーが滑るとのことでした。なるほど早い選手ほどスムーズで切れ目なくつながるずれないカービングスキーでした。実際の見た感じはあの写真やスロー映像のイメージでなく、おとなしく エッ て感じでした。

日本選手が1本目ベスト30に2~3人入り、2本目で表彰台争いをしてくれたらどんなにか盛り上がることでしょう。

今後アルペンスキーが益々盛んになることを祈念して。

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